2017年06月30日
いつも有難うございます職人の岩田です。
今日は、先週の続きを書かせて頂きます。
まず、先週のおさらいから↓
施工前
①ペンキで塗装されたドアの塗膜面を剥離剤
を使って綺麗に剥がします。剥離には傷を入れない様
「皮スキ」という道具を使います。
②下地が綺麗になるまでサンドペーパーで何度も何度も
研磨処理を行い、表面がツルツルになるまで磨きあげ
ます。細かい隙間や角も丁寧に磨き、ムラの無いよう
に仕上げます。
剥離と研磨作業が完了しました。
剥離、研磨後
桜の木本来の木目が表れました!!
少し腰が痛くなりましたが、ここまで地道に頑張った甲斐がありました。
これで終わりではありません。
引き続き作業を続けます。
③旧塗装が剥がれたら、木の目に入った細かい粉を綺麗に拭きあげます。
④玄関扉、扉周辺の塗装しない部分を汚さないように、塗装前にきっちり
と養生を行います。
⑤最終工程のクリアー塗装を複数行い、乾燥させて施工完了!!!
さて、お披露目です!!
施工後
どうでしょう、この堂々とした風格。
今回、お客様のドアの素材状態も良く条件が整っておりましたので、みごとに
復元でき木本来の良さが際立ちました。
丹精込めて剥離・クリアー塗装を行い塗装後の光沢も申し分ないほどです。
施工後、不安に思われていたお客様も、久しぶりに見る桜の木に感動。
大変喜ばれていました。
これまで沢山の思い出の詰まった玄関扉ですが、これからも末永く愛用される
よう願っております。